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沖縄(2013-14)成田→那覇

2013年12月28日(Sat)
 今回のフライトは、全日空がエアアジアとの提携を解消し、新しく飛ばし始めたバニラエア、就航後まだ1週間である。提携解消の理由の一つとして全日空は予約サイトの使い難さを上げていたが、バニラエアの予約サイトはエアアジア以上に使い難くい。そのおかげで年末ピークである12月28日土曜日のフライトを取れたようなもの・・・。
 チェックイン開始のすぐ後にカウンターに行ったところ、カウンターはガラガラでスムーズなチェックイン。その一方で事前にWEBチェックインした人の荷物を預けるところが長蛇の列で、事前チェックインした人がかわいそうになる。
バニラエアー
 10時すぎに那覇空港到着。2003年に開通した沖縄唯一の鉄道であるモノレールの空港駅で1日券を購入した。この1日券は24時間の乗り放題で、首里城などでは団体割引料金で入れる。まずは空港から県庁前駅まで乗車し、本日の宿へ荷物を置きに行く。その途中で見たのが、県庁前でやっていた普天間基地の辺野古移設反対の集会。知事が名護市辺野古への移設に向けた政府の埋め立て申請を承認した翌朝とあって、かなり盛り上がっていた。
辺野古移設反対の集会
 もう一度モノレールに乗って、首里へ。世界遺産にも登録されている首里城へ向かう。前回ここに来たのは1988年、守礼門と石垣などしかなかったのに、2000年の世界遺産登録のニュースでは立派な建物が写っており、非常にびっくりした記憶がある。復元した建物が世界遺産に登録されるのかと思って調べたら、復元した城自体は世界遺産ではなく、城跡としての登録で、石垣など戦災等を免れた古い時代の部分が登録されたのだった。ニュースでは見栄えの都合か、新しい城を前面に紹介・・・。
 首里城は丘の上にあり、那覇市街とその向こうの海の景色が素晴らしい。
首里城より那覇市街方面
年末の休みとあって人は多いが敷地は広く、建物の中以外はそんなに混雑を感じない。とはいっても、写真を撮ろうとするとどうしても大勢の人が入ってしまう。
*右が歓会門(かんかいもん)、左が端泉門(ずいせんもん)*
歓会門と端泉門
*18世紀の日時計である日影台(にちえいだい)*
日影台
*首里城正殿と御庭*
首里城正殿と御庭
*首里城正殿内部*
首里城正殿内部
 正殿見学の後に入る南殿には資料展示スペースとなっており、ここは見応えがある。正確な復元をするための過程をビデオなどで知り、ようやく首里城の本当の価値が分かった。
 下の写真は、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所である園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)で、16世紀に建てられたもの。これは世界遺産に登録されている。
園比屋武御嶽石門
 守礼門は2000円札のデザインに採用されていることで知られるが、小学生の頃に切手を集めていた私としては琉球切手の印象が強い。今は首里城が那覇観光の象徴的存在だが、首里城に建物のなかった前回は、この守礼門こそが那覇観光の象徴だった。
守礼門
 琉球王国第二尚氏王統の歴代国王が葬られている玉陵(たまうどぅん)は首里城に隣接している世界遺産登録地である。ここの入場料もモノレールの1日券があると割引。
玉陵
 首里城公園の南にある金城町の石畳道は、16世紀に作られた真珠道と呼ばれる古道の一部で、当時の石垣も現存していると言われている。
金城町の石畳道
 石畳道から少しそれたところには、内金城嶽(うちかなぐすくたき)がある。敷地内には樹齢200年から300年の6本の大アカギの木があり、写真は一番古いとされる樹齢300年の大木。
樹齢300年のあかぎ
 その次に訪れたのが、瑞泉酒造。年末の土曜日でラインは止まっていたが、泡盛に関するビデオを見せてもらい、工場内の説明を受ける。そしてお楽しみの試飲。泡盛好きなので、いろんな種類を楽しめて良かった。写真は7種類頂いて、一旦終了したところ。しかし、この後次のグループと共にさらに5-6杯の試飲をさせて頂いて良い気分に。夜は宿で泡盛を飲むつもりだったので、ここで1本購入♪
瑞泉酒造
 夕方になって遅い昼食。3枚肉の沖縄そばとあばら肉のソーキそばをひとつづつ注文。どちらも非常に美味でした。
ソーキそば
 再びモノレールに乗って牧志駅に移動し、今度は国際通りから平和通りを歩いて、第一牧志公設市場へ。色々試食してから今夜のおつまみとして買ったのは、海ぶどうと豆腐よう。店のおばちゃんがミミガーもつけてくれた。
第一牧志公設市場
 今夜のお宿は、那覇中心部にあるグレイス那覇という安宿です。公式サイトが無料ブログとは・・・。今回は色々なところに泊まることにし、初日が空港泊、2日目の今日が安宿個室、このあとは、無料キャンプ場2泊、有料キャンプ場2泊、ゲストハウスのドミトリー1泊、車中泊2泊、リゾートホテル2泊の予定。
 夕暮れ時に宿に入って、すぐにシャワー(風呂はない)。部屋でゆっくり泡盛を飲んで明日以降の作戦を練る。写真手前、赤と黄色のが沖縄名産豆腐ようで、中国の腐乳と同じもの。みどりの海ぶどうは右上のタレに浸けて食べる。海ぶどうの右上が、ミミガー(豚の耳)。
部屋で泡盛
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