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Touring & Travel diary

大島　トウシキ-元町-北の山-元町-熱海-大船-家

　大島最終日、今日も早朝に目覚め少し散歩したが、昨日までと違って曇天で景色もぱっとせず、２度寝をしてしまった。
　朝食後、海岸に降りる。海岸部にも火山地形が色々見られ、ここに泊まるなら見逃してはいけない場所の一つだ。

　トウシキキャンプ場下の海岸は大島では数少ない遊泳場の一つにも指定されている。岩場に囲まれた静水の場所で泳げそうだが、遊泳よりもシュノーケルで生物観察するのに適した場所に見える。

　断崖の上にあるキャンプ場と海岸の間は鬱蒼とした林になっており、このあたりの散歩も楽しいところ。

　テントを撤収し、10時前にキャンプ場を出発。元町の海市場と空港近くの郷土資料館に立ち寄ってから、11時レンタカーを返却。車は48時間借りて6000円、ガソリン代は約2000円だった。１周50キロほどの島ですが、走行距離は170キロを超えていた。運転してくれた妻に感謝である。
　レンタカー会社の車で御神火温泉まで送ってもらう。３日連続での訪問だが、そこまで気に入ったという訳ではなく、毎日来る予定で初日に３日券を購入したのだ。平日の午前中とあって空いており、今までで一番のんびりと入浴できた。そして休憩室でビールとおつまみ。昼寝もし、２度目の風呂も入っていたら、あっという間に時間が経った。港に近い見どころを少し残しておいたが、もう帰るだけという気分になり、ギリギリの16時前まで温泉で過ごす。
　17時15分発の船に乗船。平日は久里浜行きがないので、乗ったのは熱海行きである。
　大島から熱海はわずか45分、あっという間だった。先日伊豆を訪れた時に熱海観光を少しするつもりが雨で止めていたので、港から駅には徒歩で、金色夜叉で有名な「貫一とお宮の像」や「お宮の松」に立ち寄った。