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飛騨、越中 2日目 平湯-高山-荘川-白川郷-菅沼集落-相倉集落 147km

2014年09月14日(Sun)
 明るくなってすぐに、平湯民俗館に併設された公共の露天風呂である平湯の湯へ。この平湯民俗館には合掌造りの家が移築してある。今日は世界遺産の合掌造り集落巡りの予定だが、早朝から同じものを見るとは思わなかった。6時から鍵は開けており、建物の中も見ることができた。
14/09/14 06:18:46
 男湯は結構混んでいて、次から次へと人が来たが、女湯は最初に人がいただけで、途中からは独占だったらしく、珍しく湯船の写真。
14/09/14 06:47:36
 1時間ほど車を走らせ、今度は高山到着。まだ朝早く、どこの駐車場も空いていたにも関わらず、下調べをしていなかったので、目的の朝市からは少し遠い駐車場に車を入れてしまった。でもそのお蔭で静かな時間の高山観光。まずは宮川沿いの遊歩道を歩き、宮前橋を渡り、大鳥居をくぐる。
14/09/14 07:51:36
 高山には古い町並みが縦横に残っている。街道筋だけの宿場町とは規模が違い、どの通りをのぞいても古い家並みがあり、嬉しくなる。
14/09/14 07:56:28
 数ある古い家の中で、観光マップに名が記される数少ない建物の一つが、吉島家住宅。明治40年に建築された造り酒屋だった建物だ。
14/09/14 07:57:52
 そしてお目当ての宮川朝市。すでにこの通りは観光客でいっぱいだ。
14/09/14 08:11:12
 露店は川側に並んでおり、おもしろ野菜が数多くあった。茄子だけでこんなに種類があるのは観光朝市ならではだろう。
14/09/14 08:14:20
 朝市らしい露店よりも人気があるのが、町側にならぶ商店である。試食の薦め方がうまく、ついつい入って試食をさせられてしまう。漬物を試食させるためにご飯までつけてくれ、お腹がいっぱいになってしまうほど。鍛冶橋のたもとの布袋さんのところで、朝市は終了。
14/09/14 08:49:24
 さらに続く古い町並みを歩いていると酒屋では酒の試飲。にごり酒ではない本物のどぶろくは初めてだったかも。美味かったー。
14/09/14 09:18:38
 多くの観光客はまず朝市、そして古い町並みへと繰り出すようで、まるで湧いてくるように観光客の姿は増えていった。
14/09/14 09:31:40
 そのままもう一ヶ所の朝市会場である陣屋前朝市へ。こちらは露店のみだ。商店の売り子に露店の売り子が負けている感があった宮川の朝市とは違って、こちらは露店のおばちゃん達のトークが上手い。で、またいっぱい試食をさせられた。
14/09/14 09:56:28
 高山滞在は予定より長くなり、3時間。出発したのは10時半を回っていた。高山からは高速道路で荘川へ。以前は車でも大変な道だったのに、あっという間だ。荘川で渋滞?と思ったら、お祭りだった。
14/09/14 11:27:20
 荘川からは下道、ダム湖である御母衣湖沿いで美しい景色の道だ。
14/09/14 11:41:00
 今回どうしても見たかったのが、この荘川桜。50数年前、ダムに沈む村にあった樹齢400年以上の桜を移植したものだ。
14/09/14 11:44:54
 さらに走って、御母衣ダム。
14/09/14 12:04:00
 御母衣ダムの下に、電源開発株式会社の宣伝施設である「MIBOROダムサイドパーク 御母衣電力館・荘川桜記念館」がある。荘川桜は期待通りに見事な桜だったが、その価値を知るには、移植当時の話を知らねばならない。以前から私は知っていたが、妻にもちゃんと知ってもらいたく、この施設にも立ち寄った。ここで荘川桜移植物語のビデオを見、そのストーリを知っていたにも関わらず私は涙ぐんでしまった。
 13時前に白川郷に到着したが、駐車場に入る車は数キロに渡る長蛇の列。3連休の中日の昼とあって混雑は予想していたが、これでは入れない。道の駅などで昼食の場も探したが、どこもかしこも大混雑。入る気になる場所は皆無だった。
 白川郷観光は明日に回し、県境を越え、富山県の五箇庄へ。2つある世界遺産登録集落のうち南から来たら手前にあるのが、菅沼集落だ。
14/09/14 14:04:58

14/09/14 14:09:46

14/09/14 14:13:48
 以上の3枚は菅沼集落に隣接する合掌の里にある建物で、移築されたもの。ここは青少年旅行村になっており、炊事場などもあったので、ここでご飯を炊いて遅い昼食。
 その後、トンネルをくぐって、本当の菅沼集落へ。静かだった合掌の里と違ってこちらは観光客がいっぱい。でも実際に村人の住む家々には生活感があり、さすがである。
14/09/14 15:33:00

14/09/14 15:34:46

14/09/14 15:36:06

14/09/14 15:38:48
 心ゆくまで村を歩いた後、展望台へ。菅沼集落にある合掌造りの家はわずか9軒、小さな村なのだ。ちなみに合掌の里には13軒の合掌造りの家がある。
14/09/14 15:53:04
 菅沼集落から30分ほどで、もう一つの世界遺産登録集落である相倉集落へ。本日の泊まりはここである。といっても合掌造りの建物を使った宿は大人気。3連休に空きがあるはずもなく、泊まりはキャンプ場である。夕暮れが近づいているのでテントを張って、すぐに観光。ちょうど稲の刈り入れ時で、稲穂ハサ掛けが見られた。
14/09/14 17:41:28

14/09/14 17:43:10

14/09/14 17:44:26

14/09/14 17:50:42
 五箇山は和紙でも有名で、紙すき体験もできる。
14/09/14 18:01:50
 年に数回しかないライトアップの時期にあたり、展望台からライトアップを見る。秋のライトアップは、「稲穂ハサ掛けライトアップ」と名付けられ、9月11日から5日間だけだそう。
14/09/14 18:19:54
 稲穂のハサ掛けをバックに民謡の披露もあり、越中五箇山麦屋節保存会の麦屋節の踊りを見ることができた。
14/09/14 19:40:38
14/09/14 19:43:20
 キャンプ場に戻る前に、ライトアップされた集落内を散策。
14/09/14 20:11:24
 早朝から盛りだくさんの一日でした。
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