Touring & Travel diary
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新日本橋-日本橋-増上寺-泉岳寺-品川宿-品川水族館-ポートテクノ鎌田-川崎宿-市場村一里塚-鶴見 25.7km
2013年05月09日(Thu)
少しづつ旧東海道を西に歩こうかなと思い、昨日最初の区間を歩いた。
旧東海道のスタートは日本橋、今も橋の中央には「日本国道路元標」が埋め込まれている。レプリカが橋の北西にあり、説明などあるのでそれで満足しようと思っていたが、早朝で交通量もないので車道の真ん中の本物を撮影。
日本橋から京橋、銀座辺りに来るのは本当に久しぶり。といっても飲みに来た記憶ばかりで明るい時間の風景は見たことのない場所も多かった。1時間ほど歩きそろそろ休みたいなと思っていたので、増上寺に立ち寄る。少し休んだ後、旧東海道には戻らず日比谷通りを南下。芝公園からの東京タワーが美しかった。写真の右に見えているのが増上寺。
赤穂浪士で有名な泉岳寺には入ったことがなかったので、ここでも立ち寄って休憩。色々見て、写真も撮りながらなので、ペースは上がらず。写真は赤穂浪士の墓
この辺りからあまり来たことのない場所を歩くことになる。品川駅を通り過ぎてから、第1京浜道路と分かれ旧東海道の最初の宿場町である品川宿に入る。案内板があり、昔にあったものを説明する看板も各所にあるが、基本的には街になっており、往時をしのばせるものは少ない。しかし、社寺は数多く残っており、見どころは多い。写真は品川寺の銅造地蔵菩薩坐像で江戸六地蔵の第一番であったそう。境内には樹齢六百年のイチョウの大木もあった。
大森辺りから空腹になり、どの店に入ろうかなどと考えながら歩いていたが、足にマメもでき、疲れも増してきて食欲がなくなってしまった。結局昼食はサンドイッチ2個のみ。蒲田から先は道が少し単調になったこともあり、結構きつかった。多摩川で昼寝でもして、最低目標の川崎で今日はやめようかと思い始める。
しかし、多摩川の土手に降りるのが面倒になり、そのまま橋を渡り、神奈川県に。橋を渡るとすぐに2番目の宿場町である川崎だ。ここにも品川同様の案内板があったが、品川以上に街なっており、見るべきものはあまりない。ただ、川崎は来たことがなかったので歩いていて結構楽しい。
川崎で調子に乗ってもう少し歩いておこうと、先に進む。芭蕉句碑を見た後横浜市に入り、京急を南武線を越えるといよいよ横浜市である。市場村一里塚は日本橋から5里目の塚。まっすぐ歩いた訳ではないので、確実にもう20キロ以上歩いている。
時間はまだ早いが疲れがひどく、本日は鶴見で終了。新日本橋出発が7時半で、鶴見到着は15時前。歩いた距離は25.7kmだった。これとは別に、戸塚の駐輪場から駅の往復1.4kmも歩いているので、本日の歩行距離は27km、さらに自転車も10km以上乗っており、疲れた。筋肉痛はまだ良いが、足の付け根と腰の痛みがひどい。徐々に体を慣らさないとこれ以上長距離を歩くのは難しい。