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富岡製糸場

2014年09月01日(Mon)
 始発のバスで駅に出て、始発の湘南新宿ラインに乗って終点の高崎へ。目指すは今年世界遺産登録された富岡製糸場である。
 世界遺産登録で話題になり、夏休み中は混雑がすごかったようだが、9月の平日で雨模様とあって、行列はなくすんなりと入れた。
14/09/01 10:10:18
 入ってすぐに目立つ建物が、明治5年建築の東繭倉庫。長さが104メートルもある巨大な建物で、フランス人の設計、建築指導だが、できるだけ地元のものをということで、柱は近くの神社のご神木、レンガは瓦職人を呼び寄せ、窯はこのために作られた。
14/09/01 10:40:56
 実際に繭から生糸を取る繰糸場も同じ年の建築で、完成当時は世界最大の製糸工場であった。現存の機械は昭和40年台導入で、操業停止の1987年まで動いていたもの。同型の機械は今も他の工場で稼働中。
14/09/01 10:58:26
 屋根の重量を分散させて柱を真ん中に建てないトラス構造のために内部に広い空間がとれている。このために時代の変化に対応ができ、100年以上の操業に耐えたと言われる。
14/09/01 11:09:58
 昭和15年建造の3代目診療所。設立当時の初代は病院と呼ばれ、フランス人医師がいた。
14/09/01 11:11:26
 指導者として雇われたフランス人ブリュナの館(明治6年建築)。
14/09/01 11:23:06
 今年2月の大雪で崩れた乾燥場。大正時代の建築物で90年以上風雪に耐えてきた建物なのに、見学者が増えだした時に崩れるのは・・・。
14/09/01 11:29:38
 昭和14年建設の煙突は、高さ37.5m。
14/09/01 11:31:14
 西繭倉庫も東繭倉庫と同時に同規模で建てられた。
14/09/01 11:28:30
 見学を終えて外に出た。世界遺産人気で周りにはきれいな店がいっぱい出来ている。そんな中、ぽっかり土蔵があったりする。
14/09/01 11:57:08
 駅前には明治時代と思しき倉庫が残っているが、看板もない。観光に力を入れ、あちこちに看板を設置しているのに、なぜここにないの?
14/09/01 12:05:24
 雨が激しくなってしまい、午後に行くことを考えていた同じ世界遺産登録の建物や温泉に行くのは中止。高崎駅前のファミレスで昼食をとって、そのままのんびり。
14/09/01 13:16:48
 さっさと帰宅しなかったのは、本日の夕食にふぐを食べることにしていたから。ふぐのフルコースなんて20数年振りのこと。楽しく頂きました。
14/09/01 17:56:36
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