Touring & Travel diary
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自宅-羽田-女満別-北見-端野-北見
2014年03月22日(Sat)
若い頃は毎年のように行っていた北海道に20数年振りに行くことにした。最初は一人で行くつもりだったので、始発電車に乗れば大丈夫な羽田を6時台に出る飛行機を予約した。妻も行くことになり、同じ飛行機を取れたのは良いが、2人だと駅までの交通手段がない。7キロ近くあるので歩くのは難しく、また空港で前泊かと考えていたが、3キロちょっと歩けば行ける相模鉄道の駅からでも始発で間に合うことが分かった。当日は4時15分に家を出て、真っ暗な道を駅まで歩いた。始発に乗って、3度乗り換えてようやく羽田空港へ。家を出る前に軽く朝食を済ませていたのだが、歩いたために空腹で、2度目の朝食として柿の葉寿司を食べた。
昨夜の女満別空港周辺は悪天で飛行機が欠航、そのため今朝のフライトは込んでいるかと思ったが、結構空いていた。まるで台風一過みたいにずっと天気が良く、下界の景色を堪能した。昨年春に訪れた石巻や陸前高田などの景色を堪能した後、飛行機が海上に出たので少し眠るも北海道上空では釧路湿原や根室半島、北方領土などが良く見えた。写真は高度をもうかなり落した頃に見えた屈斜路湖、この辺りはまだ大雪を降らせた雲が残ってます。
続いて雪に埋もれた女満別空港付近の農場。
空港からはバスに乗って北見に向かう。3月下旬だというのに完全な雪国だ。
北見では約20年振りに会う友人宅にお邪魔する。昨日の大雪ため、友人宅の隣人たちは皆雪かきをしていた。雪をお湯で溶かす融雪機を個人で持っている人もおり、作業を見せてもらう。
除雪機を持っている人もいる。家の前は雪かきをしないと出かけることもできないので皆さん大変なのだ。
この北見の友人は、中東を旅している時に知り合った人物で、その頃の彼は世界のお酒を勉強したくて旅をしていた酒屋の跡取り息子だった。旅の間に酒屋がコンビニに変わったと嘆いたいたが、その店を継いで頑張っている。今はワインアドバイザーの資格を持つ酒類のエキスパートで、かなりのグルメである。今回は彼がしばしばブログなので自慢していた鹿肉を食べさせて欲しいとリクエストして遊びに来た。昔話などしているうちにあっという間に昼食時となり、写真は最初に出していただいた鹿肉の醤油煮、美味かったー。
北見でワインを買うならここと知る人ぞ知るコンビニを見せてもらった後、近くのノーザンアークリゾートホテルへ。スキー場も併設だが、お目当ては温泉。雪を見ながら入る露天風呂は気持ちよかったー。
友人宅に帰宅、ふと見ると雪の中に何かある。我々のために天然冷蔵庫で冷やしておいてくれたシャンパンです。
美しい色のシャンパンを今から堪能します。
マーク・エブラールのマグナムボトル! これはゆっくりと味あうべき酒なのですが、美味くってどんどん飲んでしまいます。
鹿のステーキ、これは本当に絶品。写真を見ただけで再びよだれが出るほど味が脳裏に焼き付いています。合わせて出してくれたボルドーは1968年のビンテージもの。本当にすばらしいディナーでした。
鹿肉と最初の酒がおいしすぎて、後半のワインはよく覚えていない。友よ、ごめん。おそらく、その後も良いのを出してくれたんだと思うんだけど、なんせ鹿が美味くて、美味くて。