Touring & Travel diary
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四国ドライブ11日目 蒲生田岬-日和佐-徳島-鳴門-福良-慶野松原 152km
2022年07月01日(Fri)
行程図 夜は静かでよく眠れた。今日も夜明け前に目が覚める。日の出は4時54分。「波の詩」と呼ばれるハート形のモニュメントから日の出を眺める。ここは恋愛成就のパワースポットらしい。
5時から遊歩道を歩いて灯台に向かう。
灯台には10分もかからず。白い灯台が朝日で赤く映っている。ここが四国最東端だ。
駐車場に戻り、防波堤で海を見ながら軽い朝食をとる。プレーンヨーグルトに愛媛で仕込んだヤマモモシロップをかける。期待以上の出来栄えで、非常に美味い。
7時前に出発し、数キロ戻ったところにある船瀬海岸公園でストップ。ここのトイレはきれいで良い水場もあるので、改めて朝の身支度だ。ここで車中泊も考えていたが、海側にゴミがたまっており、ここだと本当に寝るだけだったと思われる。
再出発し、国道55号に戻るまでは昨夜と同じ道。でも明るい時間に走るとずいぶんと印象は違う。55号を左折し、さらに南へ進む。国道から無料高速である日和佐道路を通って、日和佐の街へ。
44年前、初めて保護者無しで旅行した時に来たのがここだった。自分でルートを決め、自分で宿の予約もしたので今でもかなり覚えている。瀬戸内の穏やかな海しか知らなかった私が初めて見た太平洋がこの大浜海岸だ。台風が通り過ぎたばかりで、波は荒く、生まれて初めて割れる波を体験したのがこの海だ。
昔泊まったのは国民宿舎うみがめ荘。ビーチの端に昔と同じように建っていた。
ここの浜はウミガメの産卵で昔から有名で、何と夜中にウミガメが産卵に来ると国民宿舎では館内放送が入り、監視員に連れられてウミガメの産卵を見学できるのだ。幸運にも泊まった日にもウミガメが来て見学できたのでよく覚えている。当時はウミガメ関連のモニュメントなどなかったが、今はいくつもあり、なんと電話ボックスもウミガメ。そしてうみがめ博物館もできている。
遠目には営業しているかと思われた昔の国民宿舎だが、薄汚れており、営業はしていなかった。
国民宿舎の駐車場に隣接し、うみがめ博物館のプールがあり、博物館に入らずとも見学できるようになっていた。博物館の開館時間前だったこともあり、他の客はおらず、たくさんいるウミガメを堪能した。
ここからは徳島方面に戻る。一応できるだけ違う道にしたかったので、戻りは日和佐道路を通らず、国道55を進み、県道24号に入った。徳島市で昼食をとった後、すぐに鳴門市へ。鳴門海峡の渦潮を見に来たのだ。
大鳴門橋に渦潮見学のための遊歩道「渦の道」が併設されており、真上から渦潮見学ができるのだ。今日は渦潮が一番大きくなる大潮の日で、時間もそれに合わせてやってきた。足元に渦潮を見ることができるのが売りなのだが、真上からはちょっと見難い。
側面にガラスがない場所もあり、側面からみている方が実際には面白い。
渦の道の入り口から駐車場までは離れており、途中から大鳴門橋や渦潮が遠目に見える。対岸は淡路島だ。
橋を渡って兵庫県の淡路島へ。まずは「うずの丘 大鳴門橋記念館」へ。ここから大鳴門橋がよく見える。
大鳴門橋記念館の名物は外にある巨大玉ねぎモニュメントである『おっ玉葱』と室内にある玉ねぎデザインの『しち玉ピアノ』と玉ねぎの椅子。
鳴門岬の先端にある道の駅うずしおに移動。ここでも玉ねぎのモニュメントやベンチなど玉ねぎ尽くしだ。子供のころ何度か来ている街だが、こんなに玉ねぎで売り出してなかったはず・・・。
福良港にある道の駅福良に移動し、足湯に入る。温泉が渦潮になっており、面白い。
南あわじ市には南あわじ温泉郷といわれ、市内に6ヶ所の温泉がある。福良の温泉は塩崎温泉。せっかくなので他の日帰り温泉にも行くことにする。途中で早めに夕食をとった後、三原温泉が源泉の南あわじクア施設さんゆ~館へむかう。国道から逸れ、さんゆ~館に向かう道には玉ねぎを干している小屋が次々と現れた。この玉ねぎ小屋は「吊り小屋」とも呼ばれ、淡路島の伝統的な玉ねぎ貯蔵庫である。地図を見るとオニオンロードとの名が付けられている道。たくさんある訳だ。
日没の頃にさんゆ~館到着。気持ち良いお風呂でのんびりしたので外は当然真っ暗だ。ここから10キロほど走って慶野松原海水浴場へ。広い駐車場がありキャンプ場もあるので車中泊に良い場所だ。ただ来週の海開き以降、夏の海水浴シーズンは有料駐車場になるとの看板があり。でも今夜は他に車もなく、静かなところ。