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四国ドライブ7日目 四国カルスト-津野 37km

2022年06月27日(Mon)
行程図

 夜半から雨、明るくなって目覚めてからも車は霧に包まれ、雨もまだ降っていた。と思っていたが、雨は嫌だなぁと思いながら外に出たら、雨は降っていない。夜半の雨と霧のために木が濡れており、その水滴が落ちて車に当たっているのを雨音と思ってしまっていたのだ。
22/06/27 06:04:24
 霧が晴れて来たので天狗高原の散策路を歩く。気持ち良い高原散歩だ。下界は雲海でまさに天上の散歩道だ。メインの道は道幅も広く問題なかったが、支ルートに入ると濡れた草でズボンが濡れる。しかし、窪地となっているドリーネを見に行くにはメイン道だけでは遠すぎて、下半身はずぶ濡れになりながら歩いた。
22/06/27 06:12:32
 きれいなトイレが近くにあり、景色も非常に良いカルストテラスの駐車場に移動し、朝食をとる。
 四国カルストは十分に堪能したので、ここから津野町方面に下る。途中で吉村虎太郎邸に立ち寄った。吉村虎太郎は維新に貢献した土佐の志士で、坂本龍馬に先駆けて長州へと脱藩し、龍馬らに多大な影響を与えた人物。吉村虎太郎邸は2015年6月に復元された建物で、江戸期当時の建築手法が随所に取り入れられている。同時代の古民家の木材を再利用している部分もあり、最初はリフォームかと思ってしまった。虎太郎の生涯と活躍の紹介のための施設で、入場は無料。お茶まで出してくれ、非常にのんびりできる場所だ。
22/06/27 09:02:20
 吉村虎太郎邸のすぐ近くには早瀬の一本橋と呼ばれる橋がある。一本橋は沈下橋の原型といわれ、流れ橋ともいう。長さ9メートル、幅60センチ、厚さ30センチほどの木の板3枚を橋桁の上に渡しただけのシンプルな橋。数十年前までは四万十川支流に数多く見られた一本橋も、津野町ではこの橋だけとなっている。
22/06/27 09:38:20
 10時前に本日の宿である遊山四万十せいらんの里に到着。チェックインは15時からだが、先に手続きを済ませて高知県の地域割クーポンをもらいたかったのだ。本来は昨夜泊まりたかったが、満室で仕方なく今日の予約にしており、早く行っても部屋に入れないのは分かっていたが、昼間に開いているなら共有スペースでのんびりするのも良いかなとも思っていた。6室のみの小さなホテルなので、昼間閉まっているかもと考えていたが、案の定いったん閉めるそう。14時には今日のスタッフが来るのでそれ以降なら部屋にも入れるともことだった。クーポンをもらってすぐ近くの道の駅へ。最初はレストランで食事にするつもりだったが、高知県の郷土料理として知られる"さばの姿ずし"が売っていたので、こちらを購入。有名な皿鉢(さわち)料理の定番がこのさばの姿ずしなのだ。頭は飾りだけかと思ったが、頭まで十分に美味しい押し寿司だ。
22/06/27 11:10:08
 時間があるので近くの鍾乳洞にでも行こうと思っていたが、昼間は暑くて怠惰になってしまい、道の駅でのんびり。14時にせいらんの里に戻ると部屋に入ることができた。あまりに暑い日だったのでエアコンを効かせて部屋でのんびり。洗濯機と乾燥機が無料で使えたので、持ってきた服を全部洗濯した。満室のために宿泊日を変えてまでこのホテルに泊まりたかったのは、宿泊予約サイトのじゃらんの口コミでここの夕食が全員満点をつけていた為だ。総合点も他で見たことないほど高いのだ。後日知ったことだが、「中国・四国の泊まって良かったホテル」ランキングの一位になっていたホテルでもある。期待の夕食はお品書きによると15品目で基本的に地元の食材が使われている。
22/06/27 18:04:54
 最初にテーブルに用意されていたのは写真の11品目で、てんぷらや焼き物が後から出てくる。
22/06/27 18:04:10
 こちらの四万十鰻の白焼はまさに絶品。というよりもすべてが非常においしく、皆さんが満点をつけるのも納得の夕食だ。
22/06/27 18:09:20
 食事の後、私は部屋に戻ったが、妻は作り方を教えてもらいに炊事場に行き、中々戻ってこず。プロの料理人が作っているのではなく、地元の女性たちが作る郷土料理中心だったので、こころよく教えてもらえたようだった。
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