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堺-粉河街道-西高野街道-高野山 80km

2005年07月28日(Thu)
 5時半頃目覚める。ゴルフ禁止と大書きした公園なのに、早朝からゴルフの練習をするおっさんがボールをすぐ近くに打ち込んでくるのでのんびりできず。おっさんからすれば「練習コースに張りやがって」という感じなのか。仕方なく、朝食前にテントをたたみ、場所移動してから、パンの朝食。
大鳥神社 国道まで戻らずに住宅街をしばらく走っていると余計なアップダウンが多かったが、すぐに大鳥神社着。きれいで大きな神社の境内でのんびりしていると次々と参拝者が現れた。しかし誰しもが早足、出勤前の参拝だからかもしれないが、老人も早足だったので、早足でお参りする慣習がある神社なのかも。

 神社からは国道26号の裏道である府道30号を南西に進む。出勤時間となり、大阪方面へは渋滞しているが、逆は交通量が少なく走りやすい。しかし、サドル裏に出っ張るナットにあたる部分の痛みが増してきて、自転車屋を探して走る羽目に。しかし、朝早くから開いている店は見つからない。何度か停車し、色々いじる。最後にぺしゃんこになった空き缶をサドル裏にあてがって、やっとまともになった。
 熊取町から和泉山脈を目指す道に入り、登り坂が続く。ラジオでよく宣伝している犬鳴き山温泉で、休憩。和歌山県に入っても登り坂のまま。峠はずいぶんと和歌山県よりだった。下りは登りと違って傾斜が急で、逆なら押していただろう。粉河町は桃園だらけで、出荷の最盛期。うまそうな桃がたくさんなっていた。冬の瀬戸内はみかん園の周辺には無人販売所がたくさんあって、みかんばかり食べていたが、この辺りは桃が売っていない。熟れすぎて落ちてるのを拾って食べようかと思ったほど欲しかったのに・・・
 粉河寺前で休憩。街は祭りの準備でにぎやかだった。
紀ノ川の河原
 国道24号を走り、道の駅紀ノ川万葉の里で昼食。紀ノ川の河原はテントが張りやすそうな場所がいっぱい。本当なら初日にここまで来てテントを張るつもりだったのだ。

 国道480号となる西高野街道より高野山を目指す。メインルートの方が楽だが、交通量は少ないはずだし、昔走っているので、別の道をとりたかったのだ。しかしいきなりきつい登り道で乗ったままでは進めず、ひたすら押し歩き。標高800メートルを越える高野山を目指すのは、ツーリングタイプの自転車でもきついのに、ぼろいママチャリだから、これも仕方ないことか。途中水場が多く、どんどん水分補給できたのは幸い。全部で何リットル飲んだだろう。高野山大門
 18時過ぎに、なんとか高野山到着。入り口にあたる大門に夕日が映え、実にきれいだった。暗くなる寸前で静かな壇上伽藍近辺をまず観光。真っ赤に目立つ根本大塔がかっこいい。
 このあと夕食を探すが、店があんまりない。結局この日もコンビニで弁当を買ってしまった。買った後にうまそうな飯屋がたくさん見つかるのはいつものこと。キャンプ場のある転軸山公園に移動。キャンプの受付は17時までなので、管理人がいないことは分かっていたが、客も誰一人いなかった。平日といえ、7月下旬に客が皆無のキャンプ場なんて経営が成り立つのだろうか? 設備は問題なく良かった。
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