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Touring & Travel diary

浦賀、久里浜

　信州より遊びに来た友人が、浦賀に行きたいというので、昨日行ってきた。京急に乗ったのは学生の頃以来だから、約30年振り？
　浦賀に着いて、まずは昼食。選択肢の少ない場所だったが、地物のアジたたきの定食があり、うまかった。

麻婆豆腐とのセットとなっているところが、観光客相手の店でなく、ローカル食堂感いっぱい。
　ペリーの黒船で有名な浦賀の最たる見所は、浦賀ドック。黒船に脅かされた幕府は大船建造禁止令を解き、ここに浦賀造船所を設置したのだ。艦艇建造で活躍したこの造船所も2003年、150年の歴史を閉鎖し、今は柵の外から見られるのみ。歴史的遺産として、見学できるようにしてほしいものだ。

　乗り物好きには隠れた人気だそうなのが、浦賀の渡船。浦賀奉行が置かれて間も無い1725年から運行しているという由緒正しき渡し船。短い距離なのに150円という値段にはビックリ！

　浦賀奉行所跡は、石垣が残ってるのみ。

　そのまま歩いて、久里浜へ。対岸の房総半島が間近に見え、江戸湾防衛の拠点をここにしたのは納得。
　久里浜は、黒船で浦賀にやってきたペリー一行が上陸した場所。今は記念公園がある。でっかい記念碑がえらそうに建っており、うーん。武力で脅し、不平等条約を押し付けたペリーのことを、個人的には嫌いなので違和感あり。記念館に詳しい説明があり、訪れるには良い場所。

　あとはのんびり久里浜駅まで歩き、半日の街歩き終了。家に泊まっていった友人とまた遅くまで飲んでしまった。