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沖縄（2013-14）ムーンビーチ-嘉手納-座喜味城跡-那覇-成田-自宅

　沖縄の旅も成田前泊の日も入れて12日目、最終日となった。チェックアウトの11時ホテルを出発するつもりだったが、昨日の昼食がおいしかったことや昨日午後私だけ歩いたホテル内を色々妻にも見せたかったので、チェックアウト後にホテルで昼食をとり、のんびり出発することにした。
　ホテルムーンビーチは、沖縄の自然にいちばん近いリゾートホテルをキャッチコピーにしている。美しい自然に囲まれた最高のロケーションと三日月型の天然のビーチが自慢だが、館内の共有スペースも自然をかなり意識したものとなっている。魚の泳ぐ池や熱帯魚の水槽はリゾートホテルにありがちだが、ウサギやカブトムシまで飼育展示しているのだ。緑も豊富で、中でも吹き抜けの上から下まで延びた緑のカーテンはさすがである。

　４階建てだが、上層階からは真栄田岬はもちろんのこと、残波岬まで見えている。

　この日は沖縄に来て一番暖かで、半袖で歩いてちょうど良い気温だ。散策した朝はまだまだ泳ぐ気にはなれない気温だったが、昼食中にビーチを見ると泳いでいる人が何人もいた。

　細かい工夫もいろいろ見受けられ、この人魚姫像の前にはセルフタイマー用のカメラ置台があった。

　11時半から昼食で、13時までには出発するつもりだったが、レストランで食後のカフェまでゆったりと味わい、出発は15時前になってしまった。観光時間はあまりなくなってしまったので、どうしても見ておきたかった「道の駅かでな」に直行する。ここには米軍の嘉手納基地を見る展望台と基地のことが学べる展示室がある。嘉手納町は町の総面積の83％を嘉手納基地が占める基地の町。こういう場所を見ずして沖縄を理解するのは難しいと思われる。それにしても次々発着する飛行機の音はすごかった。

　思ったよりも那覇が近そうだったので、少し戻ることになるが、座間味城跡を見に行った。ここも世界遺産登録されているグスク時代の城跡である。年末年始の休みが終わり、観光客らしき姿はほとんどなし。静かな場所でのんびり景色を眺めたかったが、それほど時間に余裕はなかった。

　車を返す前にガソリンを入れた。入れた店はどこかでもらった地図にクーポンがあった店だが、セルフ給油方式。どうやってクーポンを使うのだろうとまごついていたら、店の人が来てボタン横に吊り下げてあったカードをかざすと割引料金が適用された。クーポンなど関係なく、カードがそこにある事を知っていればいつでも割引。一見さんにだけ高くするシステムで笑ってしまった。クーポンはチェーンで一律２円引きなのに、５円引きになり、さらにラッキー。
　最後に土産でもと思い大きなショッピングセンターに向かったが、駐車場待ちがあり断念。そのままレンタカー会社の空港営業所へ。無事にレンタカー沖縄本島１周が終了した。500キロ以上を一人で運転してくれた妻に感謝である。
　那覇発19時半の飛行機で成田へ。遅れれば帰れない時間だが、定刻に飛び、無事に自宅まで戻れた。帰宅時間は午前1時。12日間の長い沖縄旅はこれにて終了。